成果報告:「和菓子×アート×デザイン」で拓く、新しい職業教育のカタチ ―文部科学省委託事業 令和7年度成果報告―
都製菓製パン技術専門学校は、文部科学省「専修学校による地域産業中核的人材養成事業」の採択を受け、「和菓子×アート×デザインを軸とした地域創造型キャリア教育推進事業」を実施しています。
登録無形文化財である和菓子の技術と文化的価値を次世代に継承しながら、アート・デザインとの融合による新たな価値創造を目指す、3か年のプロジェクトです。
和菓子店の数は10年間で約2割減少。業界の95%を占める小規模事業者では、後継者不足や職人の高齢化が深刻な課題となっています。
一方で、和菓子職人の有効求人倍率は3.15倍。作り手を求める声は、かつてないほど高まっています。
本事業では、伝統的な技術継承と現代社会で求められるスキルの両立を目指し、京都発・全国モデルとなる新しい職業教育の形を構築します。
令和4年に文化庁「登録無形文化財」に登録された和菓子。四季の移ろいを繊細な意匠で表現する日本独自の文化を、体系的に学べるカリキュラムとして確立します。
伝統的な技術に、色彩感覚・造形表現・デザイン思考を掛け合わせることで、若い世代の心に届く新しい学びの形を創造します。
VR教材やオンデマンド動画を活用し、地域を問わず展開可能な教育モデルを開発。令和8年4月から設置可能となる「専攻科」のモデルとして全国に発信します。